先生・生徒の声
先生の声
これからの時代で必要な力を高められる新しい検定だからこそ、面接でのアピールにつながりました。
東北高等学校
佐々木みほ 教諭
教務副主任、国語科主任、ICT推進室
- 学校概要
- 明治27年(1894年)に創設された仙台数学院を源流とする高等学校。令和6年に創立130年を迎える。部活動に熱心な生徒も多く在籍しており、外部検定受検などを通じて学習に向き合うきっかけづくりに注力している。
- 所在地:宮城県仙台市
- 形態:全日制/普通科(2キャンパス6コース)/男女共学
- 生徒数:1学年約600人
- 2022年度進学実績:国公立大学17名(のべ人数)、私立大学356名(のべ人数)、専修・各種学校147名
採択のきっかけは「調査書(※)の空欄をなくしたい」
東北高校では部活動に注力する生徒も多く、3年生になっても何も資格がない生徒が一定数いる状況でした。その一方で、年内入試を利用する生徒は年々増加しています。調査書の「取得資格・検定等」の欄が空欄になることを避ける、そして年内入試に向けた語彙力を高める。その2つの課題を同時に解決できそうだったのが『Literas 論理言語力検定』(以下Literas)でした。
- ※令和7年度大学入学者選抜実施要項の見直しにより、調査書の仕様が変わる予定です。
問題の質、級の精度の高さを実感
検定に向けては、毎週水曜日の朝活動でLiterasワークブックを用いた指導を行いました。ワークブックは日常のよくある場面をテーマにした出題が多く、生徒の実生活での役立ちも大きい印象でした。検定については、全員が合格するわけでもなく、かといって対策がしにくいわけでもなく、きちんと学習した生徒が合格するという点で精度の高さを感じました。
級取得が面接でのアピールに
Literasは比較的新しい検定で、世間での認知度は高くないかもしれません。だからこそ生徒には、Literasを通じて身につけたスキルや級取得までのプロセスを面接でしっかり話せるように指導しています。年内入試を利用する生徒が年々増加する中、Literasという新しい検定の級を保持しているということは、生徒の個性のアピールにもつながると考えています。
- 東北高等学校
Literas実施内容 -
- 1年生:全員必修受検、全員3級
- 2年生:全員必修受検、基本は2級※ただし、希望者は1級に挑戦or1年次に3級不合格だった場合は3級に再挑戦も可能
- 3年生:希望者のみ受検、受検級は希望する級
生徒の声
検定自体が楽しい・おもしろいという声から、普段の生活や自分の将来に向けての言語能力が必要だと感じたという声まで、多くの前向きな声をいただいております。
検定とは思えないくらいに、問題を解いていて楽しかった。
使える言葉や表現の種類が多いと社会に出てからも働きやすくなると思うので、もっともっと増やしていきたい。
日常生活で簡単な言葉しか使っていないと思った。もっと語彙力をふやしたい。
リスニング(※聴解問題のこと)で聞き逃したことがあったので、普段でも重要なことを聞き逃しているのではないかと思った。
日常で流れてくるニュースをただ聞き流すのではなく、少し意識して聞こうと思った。
普段スマートフォンを利用してニュースを読んでいるけど、受検してある特定の分野のニュースしか見ていないんだなと感じた。
※『Literas 論理言語力検定』 問題事前調査 高校生向けアンケート より抜粋。