• 実生活の中で、相手や目的に応じて語彙を選び、的確に伝え合うことができるかを問います。
• 実生活での活用度は高いが中高生にとってはなじみの薄い漢語を中心に、外来語・実用的な慣用句などの意味や用法などを理解できているかを問います。

教科書・大学入試・一般書籍などを分析し、中高生に押さえてほしい論理的な語彙を精選。

1級は、大学入試、大学での研究活動、社会生活で必要となる論理的な語彙を出題。

2級は、主に高校の教科書で初出の論理的な語彙を出題。

3級は、主に中学校の教科書で初出の論理的な語彙を出題。

身近な出来事や社会課題を取り上げたニュースや、身近な人との議論、学校での講義などを素材とし、以下の力を問います。

• 複数人の会話などの情報を正しく聞き取れるか
• 聞き取った情報を、読み取った情報と結びつけることで的確に理解できるか
• 聞き取った情報を自己の経験や社会の出来事と結びつけて、考察・評価できるか

（例）

1級…世界的な「水不足」の原因と解決策

2級…「手術支援ロボット」についての会話

3級…電動アシスト自転車についての会話

身近な社会課題を取り上げた新聞記事、関連するデータなど複数の情報を素材とし、以下の力を問います。

• 多様な情報から、他者の考えやその根拠となるデータを正しく読み取れるか
• 読み取った情報を、部分的・全体的に関連づけて理解できるか
• 読み取った情報を自己の経験や社会の出来事と結びつけて考察・評価できるか

（例）

1級…「プラスチックごみ」削減の取り組みとごみ問題をめぐる議論

2級…「やさしい日本語」という観点から見た外国人労働者や観光客の課題

3級…動物園における「環境エンリッチメント」の取り組み

世界共通指標であるSDGs^(※)を参考にした社会問題に関するテーマを設定し、関連する語彙や事象を6つの分野の視点で出題。社会課題を自分なりに考えるための前提となる知識や思考を多角的に問います。

• ※SDGs（持続可能な開発目標）…2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」による国際目標。